赤ちゃんは汗疹（あせも）ができやすい？
赤ちゃんはあせもができやすいイメージがありませんか？
自分のことを思い返してみても子供時代はよく「あせも」ができて痒みが辛かった記憶があります。
大人になってからはあせもは一切できていないので、
やっぱり子供時代はあせもができやすかったのだと実感しています。
どうして赤ちゃんはあせもができやすいのでしょうか？
その理由は赤ちゃんのお肌の特徴にあります。
赤ちゃんと大人ではなんと汗が出る穴（汗孔）の数が同じなのです。
つまり赤ちゃんには汗孔が密集しまくっているということになります。
だからこそ、ちょっと汗をかいただけで赤ちゃんの場合多汗状態になってしまいがち。
また赤ちゃんの皮膚は薄く刺激に弱くバリア機能なども未熟なので、
ちょっとしたお肌への刺激がすぐに湿疹などの肌トラブルにつながります。
大量にかいた汗と肌のデリケートさが赤ちゃんのあせもの要因となります。
赤ちゃんのあせも対策でやっておきたいこと
汗かきでデリケート肌の赤ちゃんをあせもから守ってあげるためにやってあげて欲しいことは
お肌をキレイに保つことです。
汗をそのままにしておかず、拭き取ってあげたり、洗い流してあげたりしてあげましょう。
その際に使うタオル、ベビーソープや石鹸などは
まずお肌への負担の少ないものを選ぶことが重要です。
タオルであれば、素材や加工法、製造国の他に柔らかさが大切です。
ベビーソープや石鹸は赤ちゃんの皮脂を奪い過ぎず適度に潤いを残して洗い上げてくれるものを選びましょう。
石鹸は石鹸ですが、ベビーソープの場合には色んな種類の洗浄成分（界面活性剤）が配合されていますので、
お肌に優しく適度な洗浄力の洗浄成分を使っているベビーソープがおすすめです。
洗浄力の強いベビーソープだと皮脂を奪い過ぎ、それが赤ちゃんのお肌の乾燥につながる可能性があります。
乾燥しがちな赤ちゃんのお肌の為にはベビーソープや石鹸選びの際には保湿力の高いものが良いでしょう。
保湿は秋や冬の乾燥の季節だけだと思っている方もいるかもしれませんが、
赤ちゃんの肌は薄く水分保持量が少ないために乾燥傾向にありますので、
年中保湿ケアを心掛けてあげる方がベビースキンケアとしてよりよいケアといえます。
乾燥するとお肌のバリア機能が弱まり余計にあせもだけに限らず乳児湿疹などの肌トラブルにつながりやすくなります。
以上、大切な我が子をあせもから守ってあげるために、お肌をキレイに保つことと保湿を意識してあげてください。
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