赤ちゃんのお肌に必要な水分と油分とは？

お肌には保湿が大切。

女性であれば、だれもがご存じのスキンケアだと思います。

このことは大人だけでなく、赤ちゃんにも当てはまるケアです。

ベビースキンケアにおいても赤ちゃんのお肌を乾燥から守ってあげるために保湿が重要です。

ですが、この保湿というのは具体的には2つのケアが必要です。

一つは「水分」、そして「油分」です。

お肌は本来、角層というお肌の一番表面の層にある天然保湿因子と細胞間脂質によって水分を保水し、さらに皮脂膜によって潤いを逃さないような構造になっています。

この状態が維持できているのが健やかなお肌とも言えるわけですが、
お肌の状態はちょっとしたことで状態が悪くなったりしてしまいます。

そのため、スキンケアによってサポートをしてお肌の状態を健やかな状態に保ってあげることが大切なのです。

天然保湿因子にはアミノ酸、乳酸、PCA-Na、ヒアルロン酸などがあります。
さらに、細胞間脂質にはセラミドがあります。

ヒアルロン酸やセラミドは化粧品の保湿成分として有名ですよね。

こういった保湿成分がお肌の潤いを保つ役割を果たしています。

さらにはお肌の表面を皮脂という油分で覆うことで水分の蒸発を防いでいます。

ではこの機能を補うためにスキンケア化粧品に必要なものをお伝えします。

お肌の構造が水分と油分で健やかに保たれているのであれば、
化粧品も同じようにお肌に水分と油分を補うことが大切です。

お肌の状態によって使う化粧品も変えるのが基本ですが、
お肌のセラミドなどの保水力が低下している場合には、潤いを中心にケア、
皮脂が少なくお肌が乾燥しがちな場合には油分を中心にケアをといった具合です。

赤ちゃんのスキンケアの場合には、
化粧水タイプのベビーローションや乳液タイプのベビーローションなどがあります。

さらにはさらに油分の多い、ベビークリームやベビーオイルがあります。

乳液タイプがベビーローションに多いのは、水分も油分も両方バランス良く補えるからでしょう。

ベビーソープの保湿力も大切ですが、ベビーソープの場合は洗い流してしまうので、どうしてもベビーローションなどに比べると保湿力が劣ります。

ベビーソープの場合は洗浄成分によって皮脂を洗い流して乾燥しやすくなるのをなるべく防ぐための保湿と思っておきましょう。

赤ちゃんの入浴後にお肌がカサカサに乾燥しなければ、ベビーソープとして十分保湿力は高いと言えます。

乳液タイプのベビーローションが赤ちゃんの保湿ケアにはおすすめですが、
お肌の潤いキープにはセラミドやヒアルロン酸といったお肌にも存在する成分が馴染みやすくおすすめですし、
さらには油分を補うための成分としては皮脂に近いと言われる馬油などがおすすめです。

乳児湿疹のような肌トラブルから赤ちゃんのお肌を守るには、ベビーソープでキレイにお肌を保ちながら、
乳液タイプのベビーローションでお肌を乾燥から守り健やか肌に導いてあげることが大切です。

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